期限を設定する~パーキンソンの法則~

1950年代、イギリスの学者である
シリル・N・パーキンソン氏により提唱された「パーキンソンの法則」は、
締め切り効果としても知られていますが、2つの法則から成り立っています。

第1法則
仕事量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出額は、収入額に達するまで膨張する

これらは、エントロピー増大の法則やパレートの法則と
本質を異にしていないように思います。

エントロピー増大の法則では、
この世の全ての物事は、
放っておくと勝手に散らかっていって、
意識的にそれを整理することをしない限り
どんどん散乱していくといいました。

また、パレートの法則では、
全体の数量とそれを構成する要素の関係を整理したとき、
80%の数量を20%の要素が構成しているとされました。

パーキンソンの法則においても、
前述の第1法則及び第2法則からわかるように、
何かの上限やコントロールが無い場合には、
キャパシティー目いっぱいに膨張してしまうといいます。

確かに、心当たりはあります。
例えば、夏休みという2か月の長期休暇があり、
夏休み明けに提出する課題があるとします。
そんな時、私は夏休み終了間際にどうにか
その課題に取り掛かるというタイプでした。

エントロピー増大の法則という観点からは、
この状況は無計画であるがゆえに勉強を先延ばしにして、
勉強に取り組むという意識や行動が制限できていないため、
どんどん不規則で怠惰な生活になっていった記憶があります。

また、パレートの法則という観点からみると、
2か月という期間がありながら実際に課題提出のために勉強に費やした時間は、
おそらく1週間ほどだったのではないかと思います。
そうするとやはり、60日間満遍なく勉強時間に割り当てていたというよりも、
80:20に近い形で夏季休暇の後半に勉強時間が集中していたということになります。

パーキンソンの法則に照らし合わせてみると、
たしかに何の上限もコントロールもないまま2か月という休暇期間を過ごすと、
その目いっぱいを怠惰が占めるという状況になるというわけです。

これは私自身その経験から非常に腹落ちするわけですが、
やはりタスクについて、
個々に期限を設定するということがいかに重要であるかがわかります。

これらの物理法則をうまく使って仕事や勉強をしていくということは、
日々の生産性や自己成長に必要だなと改めて思いました。

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