集中力を高める!“ポモドーロ・テクニック”の活用

はじめに

限られた時間の中で、仕事であればいかに多くのアウトプットをするか。あるいは、いかに短時間でインプットするか。
そして、より人生を豊かにできるかというのは、すなわち「集中力」にかかっているといっても過言ではありません。

ただ、この「集中力」というのは人によって差がある一方、その差を補う方法があればそれを使う手はないですよね?

「ポモドーロ・テクニック」という方法を使って、誰でも簡単に集中力を発揮することができます。
この方法で、限られた時間を有意義に過ごせるようになりましょう!

目次
  1. ポモドーロ・テクニックとは?
  2. 25分の集中と5分の休憩
  3. タスク整理と休憩時間の過ごし方がポイント!

    ポモドーロ・テクニックとは?

    ポモドーロ・テクニックとは、イタリア人の起業家であるフランチェスコ・シリロ氏が考案したタイムマネジメントの手法です。
    イタリア語でポモドーロは、トマトを意味します。彼が使っていたキッチンタイマーが、トマトの形をしていたことから、
    この時間管理術は「ポモドーロ・テクニック」と名づけられました。

    25分の集中と5分の休憩

    そのやり方はシンプルで、25分間集中し、5分間休憩するということを繰り返すというものです。

    25分間はひたすらその時やるべきことだけに取り組み、時間がきたら一旦手を止めて5分間休むのです。

    私の場合は、これを3回やったところで1セットとし、その後15~30分ほどの長めの休憩をとるようにしています。数セットやったあとは長めの休憩をとることをおすすめします。

    タスク整理と休憩時間の過ごし方がポイント!

    このポモドーロ・テクニックを実践する中で大切なのは、事前にその日やることを明確にし、
    どの順番でやるか=タスクを整理しておくということです。25分間の集中すべきときに、
    何から始めるかを考えてしまうようでは効果が半減してしまいます。

    また、休憩時間に何をするかは集中力に影響を与えます。
    私が個人的に避けているのはスマホを触ることです。目から入る情報量は膨大で、
    それを処理する脳に負荷がかかってしまうのを避けるために5分休憩ではなるべくスマホは触らず、
    例えば、目を閉じて深呼吸したり、ストレッチしたり、コーヒーを飲んだりという過ごし方をしています。

    このように、オンオフの切り替えを時間で区切って強制することで、集中しやすい環境を作っていくことができます。

    まとめ

    よく「集中力がなくて困っています。どうしたら集中できますか?」と相談を受けますが、
    ポモドーロ・テクニックを紹介すると同時に、集中できる時間は人それぞれ異なるので、
    まずは1分間でも集中してみる。そこから徐々に2分間、3分間と時間を伸ばしていくというやり方も伝えています。

    今の自分で無理がないところから始めて、少しずつできることを増やしていければいいと思います。
    自分なりにアレンジしながら自分にあった集中法を見つけていくのも面白そうですね。

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