毎日、忙しくストレスフルな日々を過ごしていると、
考え方がネガティブになっていきます。
「忙しいという字は、心を亡くすと書く」とは、言い得て妙。
体力的に疲れるとそれに拍車がかかります。
こんなときこそ、運動や入浴などで
リフレッシュすることを意識しておくのと同時に、
その日を振り返り「今日あった良いことや嬉しかったこと」を
思い出すという方法があります。
とくに入浴中や寝る前に、
その日のできごとの中から
「自分がポジティブに感じたこと」を
思い出すようにするだけでも、
その日を良い日だったという印象で終えられます。
どれだけ些細なことでもいいのです。
電車で座れたとか、
おいしいごはんを食べられたとか。
当たり前のようなことであっても、
実はそれは決して当たり前のことではないことに気が付きます。
すると、自分がどれだけ恵まれているのかを自覚し、
心穏やかになっていくはずです。
出張先から帰ってくると、
やはり自宅のベットで寝るのが一番落ち着くなと感じますし、
冬の寒い夜に暖かいごはんを食べれば、
それだけで幸せに感じます。
そんな日常の中にある幸せに気が付くことは、
それ自体幸せなことであると思うわけです。
そんな日々を過ごしていれば、
毎日が幸せであると胸を張って言うことができます。
忙しくなったり疲れたりしたら、
あるいはいやなことがあったときは、
そこにフォーカスせずに、
視点を変えて「喜び」に意識を向けましょう。
自分の幸せは自分で掴むということかもしれません。