ロストバゲージに遭遇したら?|ポイントはこの5つ!

まさかの事態が発生!

先日私は、香港・パリを経由してワルシャワへ行ってきました。
3年ぶりの海外旅行でワクワクな気分で空港へ!

成田から香港そしてパリまではキャセイパシフィック航空を利用、
パリからワルシャワまではLOTポーランド航空を利用したのですが、
ワルシャワ・ショパン国際空港に到着したとき、事件が起きました...

24時間以上かけてようやく到着したワルシャワの地で私を待ち受けていたのは、
ロストバゲージ」です!

20分経っても30分経っても、成田空港で預けたスーツケースが出てこないのです。
そのうち出てくるかと思って待っていると、ターンテーブルが止まってしまいました。

周りを見渡すと、荷物が出てくるはずのターンテーブル周辺には、
私と同じように何人かがまだ荷物を受け取れていないようで、
彼らと一緒にすぐ近くにあるサービスカウンターのスタッフの方に事情を説明しに行くと、

5分ほどしてまたターンテーブルが動き出し、
「これでスーツケースが出てくるかな?」と
淡い期待を持ったものの、結局出てくることはなく、
ここでようやく「これは、ロストバゲージ」であると確信しました。

まさかの事態。
とにかくまたサービスカウンターに行き、やはり荷物が届かない旨を説明すると、
「スーツケースがどこにあるか調査し、見つかったら届ける」とのことで、
スタッフの方の案内に従い、書類に名前や連絡先などを記入し、
証明書を受け取って空港を後にしました。

ちなみに、氏名や連絡先のほかに以下のことを聞かれました!
・滞在期間
・宿泊先の名前、住所、電話番号
・スーツケースとベルトの色やブランド名
・Bag Identification Tag

今回は、ロストバゲージとなっても旅に支障がないようにするために、
気を付けておくポイント5つをご紹介します!

ポイント
  1. 海外旅行保険に加入
  2. ないと困るものはなるべく手荷物
  3. 宿泊先の住所と連絡先を控えておく
  4. 預ける荷物の写真を撮っておく
  5. Bag Identification Tag は大切に保管

1. 海外旅行保険に加入

(1)海外旅行保険とは

海外旅行に行く際は必ず加入しておくことをお勧めします。
旅行中のケガや病気の際の治療費など、
予想外の出費があった場合に補償してもらえるので安心です。

(2)受託手荷物紛失時の補償

滞在中の着替えはすべてスーツケースに入れていたため、
ロストバゲージにより現地で着るものが全く無くなってしまいました。

必要最低限の着替えは現地の衣料品店で調達したのですが、
今回の旅行に際して私はオプションで受託手荷物紛失時の補償をつけていましたので、
帰国後に申請をすることができました。

保険会社によってオプションかどうかは異なりますので、
予算とも相談しながらですが、出発前にいろいろ調べておく必要があります。

2. ないと困るものはなるべく手荷物に

手荷物で持っておけば良かったなと思ったのは以下の3つです。

 (1)1着分の着替え

4泊の滞在でしたので、その時着ている服とは別に少なくとも
もう1着必要でした。洗濯をすればどうにか着まわすことはできます。

全ての着替えをスーツケースに入れてしまうのは危険かも。

 (2)変圧器

ルート検索や情報収集にはスマホを使っていたので、
充電ができないということは“致命的”です。

一緒に周遊した友人が変圧器を持っていてくれたので難を逃れましたが、
せっかく行っても写真すら撮れないという状況が起こり得ました。

余裕があれば、ぜひ変圧器は手荷物としましょう。

 (3)折り畳み傘

多少の小雨程度ならいいのですが、
アウシュヴィッツ強制収容所の見学に行った際、しっかり降られました。

その後見事に風邪をひきましたが、やはり雨具は必需品です。

3. 宿泊先の住所と連絡先を控えておく

スーツケースが見つかると、指定した場所へ運んでくれるので、
どこに運んでもらうのが良いか聞かれます。

その際、予めホテルの住所と連絡先をメモしておくか、
予約画面等のスクショを保存しておくなど、控えておきましょう。

4. 預ける荷物の写真を撮っておく

預けた荷物を受け取るフロアには、ロストバゲージの際に対応してもらえる
サービスカウンターがあります。そこでスーツケースの色やブランドなど、
特徴を聞かれます。

そこで、事前にスーツケースの写真を撮っておくことで、
口頭で説明するよりも正確に伝えることができます。

5. Bag Identification Tag は大切に保管

搭乗手続きの際、搭乗券とは別に

目的地やバーコードが記載された受託手荷物の控えをもらうと思いますが、
荷物を受け取るまで必ず保管するようにしましょう。

薄い紙のシールですので、ポケットに入れておくと気が付かないうちに
失くしてしまいそうです。

財布などに入れておくか、これも写真を撮っておいてもいいかもしれません。

まとめ

どれだけ準備していても何かしらのトラブルは起こるだろうという考えのもと、
いざという時に落ち着いて対処できるようにしておきたいですね。

ただ、このようなトラブルがあったものの、
幸い今回はポーランドに精通し旅慣れた友人と一緒に旅行ができたので、
さほど困らずに周遊することができました。

事前にいろいろ準備や下調べをしてくれていた友人への感謝は尽きません。

皆さんもこれから海外旅行に行かれる際は、しっかり準備して楽しまれてください!

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