語彙力は思考の基本~5月1日は語彙の日~

「私の言語の限界が私の世界の限界を決定する」ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

 

ウィトゲンシュタインは、オーストリア・ウィーン出身の哲学者です。

 

彼の研究はその後のコンピューターの誕生にも影響を与えたとも言われています。

 

そんなウィトゲンシュタインは、言語について研究をしていたわけですが、

4歳になるまで言葉を発することができず、幼少期は重度の吃音症だったようです。

 

彼が言語や哲学研究に没頭したのは、そんな原体験があったからかもしれません。

 

さて、5月1日はその語呂合わせから「語彙の日」とされているそうです。

 

語彙力というのはすなわち「知っている言葉を適切に使いこなす力」と定義できます。

 

ただ単に知っているだけではなく、それを適切にアウトプットできる必要があるわけです。

 

表現力とも言い換えることができるでしょう。

 

こうした語彙力あるいは表現力というのは、日常生活だけでなくビジネスでも必須な能力である一方、なかなか一朝一夕では身につかないものです。

 

しかしながら、冒頭のウィトゲンシュタインの言葉を借りれば、その語彙力が自分の可能性を広げていく力となるのであれば、

少しずつ表現力を磨いていく努力をするというのは、決して楽ではないにしても苦でもないような気がしてきます。

 

今日からまた一歩ずつ進んでいきましょう。

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