ポーランド航空博物館とは？
元々は1912年、クラクフがまだ
オーストリア＝ハンガリー帝国の領内であった時に建設され、
世界最古の空港の１つとして数えられています。
現在は空港としては利用されていませんが、
跡地を博物館としてその広大な敷地内に、
旧ソ連時代の戦闘機や、
ポーランド航空の旅客機として活躍していた機材、
ヘリコプターやグライダーなど
大小様々な航空機が展示されています。
クラクフからの行き方
ポーランド航空博物館は、クラクフの東北東にあります。
クラクフ中心街からはトラムで20分程、下車後に最寄駅から徒歩10分程歩くと、
近代的な建物と小型機が出迎えてくれます。
とりわけ目を引いたのは、10機以上のミグ21が出迎えてくれる、
名づけて「ミグ21ストリート」！
こんな場所、他にあるのでしょうか。
そして、柵などが無いため
「こんな間近で見てもいいの？」ってくらい近づけます。
旧ソ連の飛行機が、なぜここにあるの？
1945年のナチスからの解放以降、ポーランドは旧ソ連の占領下に置かれました。
したがって、1989年に非共産党政権が成立して
現在の「ポーランド共和国」になるまでの半世紀近く旧ソ連の構成国でした。
このような背景から、
旧ソ連の統治下にあった時代に活躍していた飛行機たちが、
今このクラクフの町に展示されているのです。
こんなたくさんのミグ21に囲まれることがなんて。
私たちが普段乗るような旅客機の姿は全くなく、
どれも初めて目にする歴史的な航空機たち！
貴重な体験に大興奮でした！
飛行機好きな方、ポーランドに行かれる際はぜひ訪れてみてください。
